土日祝も快適!東山動物園完全ガイド
名古屋市に位置する東山動物園は、ゾウやコアラ、ジャイアントパンダを含む約500種類、1,000点の動物たちが暮らす人気の観光地です。特に土日や祝日は多くの家族連れや修学旅行生で賑わうため、チケット売り場や動物舎には長い行列ができることがあります。本記事では、週末や祝日の混雑状況や待ち時間、営業時間、休園日、最寄り駅からのアクセス、穴場の駐車場、混雑を避けるためのテクニックなどを詳しく解説し、ストレスフリーに楽しむためのコツをご紹介します。
土日祝の混雑状況
週末や祝日は、開園直後から入場ゲートに長蛇の列ができることが多く、特にゴールデンウィークや夏休み期間中は、来園者数が平日と比較しておおよそ2倍に達します。午前10時から12時までの時間帯が最も混雑し、チケットを購入するための待ち時間が30分から45分になる場合もあります。午後には再び混雑が戻る時間帯があり、特に13時から15時頃には人気の動物舎を訪れる際には早めの行動が重要です。
待ち時間の目安とピーク時間
開園直後のチケット窓口では、待ち時間が30分から40分程度、午後でも20分から30分程度は見込まれます。また、「東山スカイタワー」の展望台や「モノレール」の乗り場では、15分から25分の待ち時間が発生することが多いです。ゾウ舎やコアラ舎の展示通路では、10分から20分の列ができることがあります。特にパンダ舎は常に20分から30分の待ち時間が発生しやすいので、後述する裏技を利用するのも良いでしょう。
営業時間・休園日
東山動物園の開園時間は、通常9時から17時までで、最終入園は16時30分です。冬季の12月から2月は、閉園時間が16時50分(最終入園16時20分)に短縮されるため、注意が必要です。休園日としては、毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)および年末年始(12月29日から1月1日)が設定されています。臨時開園やナイトズー(毎夏土曜日は20時まで)も実施されるため、公式サイトで最新のスケジュールを確認することをお勧めします。
アクセス方法(最寄駅)
公共交通機関を利用する場合、地下鉄東山線の「東山公園駅」または「星ヶ丘駅」下車後、東山動植物園北門まで徒歩で約7分の距離です。また、名城線「栄駅」からは直通のシャトルバス(有料)が運行されています。車を利用する場合は、名古屋高速3号大高線の「白川出入口」から国道302号を経由して約20分程度で到着します。混雑時には公共交通機関の利用を推奨しますので、駐車場情報を事前に確認することが重要です。
穴場駐車場情報
園内の駐車場(北・西・東入口合わせて約900台)は、土日祝日の9時から11時の間に満車になることが80%以上あります。穴場としては、徒歩10分ほどの「覚王山パーク」や「名東図書館駐車場」(有料)があり、比較的空いているエリアとしておすすめです。さらに、平日には中門前の「動物園東口地下駐車場」(料金200円/30分)が狙い目で、早朝8時30分頃に到着すると優先的に入場することができます。
人気エリア&動物紹介
ゾウ舎は広大な放飼場を有し、群れの迫力を間近で感じることができます。コアラ舎では木に登る姿が特に人気です。また、2018年に新たに来園したジャイアントパンダ「シャンシャン」も注目されており、観覧のための列は常に長くなりがちです。夜行性動物が集まるアジアゾウ舎裏の「NICU」や、ペンギン館のトンネル展示も人気がありますので、エリアマップを参考に効率よくルートを組むことが大切です。
混雑回避のコツ
混雑を避けるための有効な方法として、①開園20分前に到着すること、②動物園の中心部に最初に行き、パンダ舎やゾウ舎を攻略すること、③昼食は11時前後または14時以降にずらすこと、④園外の東山植物園エリアを先に回ることが挙げられます。モノレールやスカイタワーは午後の方が空いているため、人気の展示を見た後に利用すると待ち時間を短縮できます。
チケット&入場方法
入園料は大人500円、高校生200円、小中学生100円、未就学児は無料です。年間パス(大人1,800円)を購入すると、土日祝でも優先入場が可能となります。また、地下鉄や市バスの1DAYパスポートを提示すると無料入園サービスも利用できます。チケット窓口の混雑を避けるためには、自動券売機やスマホでQRコードを読み取る電子チケットを活用することをお勧めします。
子連れ・バリアフリー設備
広い園内には、ベビーカーの貸出(無料)、授乳室やおむつ替え室が北門管理棟を含めた3カ所に設けられています。また、車椅子の貸出も受付横で対応しています。段差の少ない動線が整備されており、授乳スペースは小動物舎の近くにもあるため、子ども連れでも安心して訪れることができます。園内には休憩ベンチや売店も点在しており、水分補給ができるポイントも豊富にあります。
周辺グルメ&観光スポット
東山動物園の隣に位置する「東山植物園」では、四季折々の花々を楽しむことができる穴場スポットです。名古屋市動物園通り沿いにはカフェやレストランが点在しており、特に「東山スカイレストラン」では展望を楽しみながらランチビュッフェが人気です。また、少し足を延ばせば「星ヶ丘テラス」や「名古屋市美術館」もあり、動物園と合わせた1日観光プランが充実しています。
まとめ
東山動物園の土日祝日は、入園直後と昼前後が最も混雑します。開園前の行列やチケット自動券売機の活用、穴場駐車場の利用、効率的なルート設定を行うことで、混雑を避けて快適に過ごすことができます。子連れやシニア向けの設備も充実しており、周辺の観光地と合わせて楽しい一日をお楽しみください。
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